西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市のポタラ宮の壁の塗り替え作業がこのほど完了し、初冬の日光に照らされ、厳かな雰囲気を放っている。今年は約300人のボランティアが壁の塗り替え作業に参加し、天然顔料92トンを使用した。顔料には昔ながらの製法で、粘り気を増すために牛骨膠(牛の骨から抽出したコラーゲンを固めたもの)を加えている。ポタラ宮管理処の副処長は、「ポタラ宮の壁の塗り替えは美しく見せるためだけでなく、雨水が染み込まないように壁の表面を保護することができる」と説明した。中国新聞網が伝えた。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年11月9日
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