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サッカーボール大の餅菓子、見て楽しい、食べておいしい「煎堆」 (2)

人民網日本語版 2017年12月05日08:35
サッカーボール大の餅菓子、見て楽しい、食べておいしい「煎堆」
祝いの席では、木槌で「煎堆」を割ってから、分け合って食べる。早速体験する外国人記者たち。

中国国内外のメディアが多数参加し、海南島のグルメを紹介する「最高の時と味を愉しむ海南・中外メディア海南グルメの旅」。 海南島の海の幸、山の幸を存分に活かしたグルメだけでなく、興味深いストーリーを持つ、特色ある小吃(軽食)もその魅力の一つだ。人民網が伝えた。

「海南十大小吃」にも選ばれている「煎堆」もその一つ。別名「珍袋」とも呼ばれているこの小吃は、油で揚げた餅菓子の一種で、海南島では神に祈りを捧げる際や、古希や喜寿といったような長寿の祝い、新築祝い、赤ん坊の誕生100日目の祝いの席などに欠かせない。

一般的な「煎堆」はこぶしほどの大きさだが、その昔、祭りの際に使われる「煎堆」は大きければ大きいほどめでたく、小さいと神の怒りを買うことになると言われていた。しかし大きな「煎堆」を作るには、しっかりとした皮が必要となり、それには非常に優れた「揚げる」技が必要となる。

なかでも「吉祥煎堆」はサッカーボール大の大きさとなっており、ほんのりとした甘みに、パリパリに揚がった餅の香ばしさで、ついつい食べる手を止められなくなってしまう。(文・玄番登史江、張靖)

「人民網日本語版」2017年12月4日


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