中国国内外のメディアが多数参加する「最高の時と味を愉しむ海南・中外メディア海南グルメの旅」の記者たちが2日午前に取材に訪れたのは、海口の伝統的な喫茶スタイル「老爸茶」を楽しめる「海南大院」。人民網が伝えた。
中国には各地に様々な茶文化があるが、「老爸茶」は一言で言うならば、庶民の茶文化。現地の人々のスローライフを体現するような茶とおしゃべりをゆったりと楽しむ喫茶スタイルだ。茶葉はいたって普通の緑茶や紅茶、または菊花茶やジャスミン茶などこだわりは全く無し。「老爸(お父さんの意)」は、海口の方言では中年男性を指し、地元の普通のおじさんやおばさんたちが、朝方や午後のひとときに露天に並べられたテーブルで、食べて、飲んで、お喋りを楽しむことからこうした呼び名がついたと言われている。
そして「老爸茶」に欠かせないのが、茶を飲みながら食べる様々な点心だ。
パッションフルーツや紫芋をかたどった揚げ団子や饅頭、ココナッツ風味の餅菓子、半透明の皮に包まれた蒸し餃子など、南国の特徴豊かな点心が、目も舌も楽しませてくれる。
海南省商務庁が主催し、海南省ホテル・レストラン業種協会が運営、人民網と海南日報が運営協力する同イベントには中国国内外のメディアが多数参加し、海口市からスタートし、海南島を東回りと西と中央部を回る二つのルートに分かれ、各地の様々なグルメを紹介していく。(文・玄番登史江、張靖)
「人民網日本語版」2017年12月3日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn