環状線道路である済南繞城高速道路の南部区間では13日、作業員が太陽光発電道路を敷設していた。路上の1つ1つの白いパネルの下には太陽光電池が埋め込まれている。
12月末に竣工予定のこの南部区間は、世界初の太陽光発電道路の研究開発と敷設が行われた高速道路になる。
太陽光発電道路は3層に分かれており、車両や通行人と接する表面の保護層は「透明コンクリート」を使用。また中間層に敷設された太陽光電池の発電装置は、太陽光で発電が可能となっており、低層は地面の湿気と隔絶するための絶縁層となっている。
現在、この長さ2キロメートルの太陽光発電道路の工事はすでに最終段階に入っており、今年の年末前後には竣工し開通する予定だ。今後、再生可能エネルギーによりエコな電力供給の実現を目指していく。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年12月14日
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