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冬至文化を色濃く反映させた「九九消寒図」出版

"九九消寒图"绘出冬至文化内涵

人民網日本語版 2017年12月26日13:48

故宫出版社最近了发行一套《九九消寒图》,几乎卖到脱销。一幅梅花,从冬至开始描绘,每天一笔,九九八十一天画完,已然冬尽春来,生活的美感跃然纸上。

故宮出版社はこのほど「九九消寒図」を発売し、ほぼ売り切れの状態となっている。冬至から梅の花の絵を描き始め、毎日一筆ずつ描いていくと、九九、つまり81日間で描き終わり、その頃には冬が終わり春が到来する。このように「九九消寒図」は日々の生活を詩的に表現している。

《九九消寒图》在过去是冬天里人们为了“熬冬”而创作的一种风雅的休闲娱乐方式。明清时期,无论是皇室,还是百姓,都非常喜欢。冬至是清宫三大节之一,这天皇帝亲至天坛举行最高级别的祭天大典,各宫均挂出《九九消寒图》。

「九九消寒図」は、昔の人々が厳しい冬に耐えるために創りだした優雅な楽しみと言えるだろう。明・清代においては、皇室の人々だけでなく、一般の人々も「九九消寒図」を非常に好んだという。冬至は清の皇室にとって3大節句の一つで、皇帝が自ら天壇において最高クラスの祭事を執り行ったほか、紫禁城各宮が「九九消寒図」を掲げた。

绘制消寒图与中国人“数九”习俗有关,每年冬至之前,准备一张消寒图,主要有文字版和梅花消寒图两种,从冬至这天开始,每天在画里或字上描写一笔,总共需要描九九八十一天。等到消寒图完成,残雪消融,暖风拂来,春天也重回大地了。

消寒図の風習は、中国人の「数九」の習慣と関係している。毎年冬至の前になると消寒図を用意する。文字だけのバージョンと梅の花のバージョンがあり、冬至の日から81日間、消寒図に毎日一筆ずつ書き加えていく。消寒図が完成する頃には雪も溶け、暖かい風が吹き、大地に春が到来する。

据图书的责任编辑王静说,冬天收到消寒图,是一件感觉非常温暖和有诗意的事情,也了解到身边有很多爱好者都在寻找消寒图,为了满足大家的美好的愿望,于是就有了这本诗画意境绝美的《九九消寒图》。

同書の編集責任者の王静氏は、「冬に消寒図を受け取ることは、心温まる優雅なことだろう。また私の近くに消寒図を探している愛好者が多くいることを知り、人々のこの美しい願いを叶えるために、この詩的な美しい『九九消寒図』を生み出した」と述べた。

这套《九九消寒图》共有3幅,两幅梅花消寒图:一是扇面,一是竖幅,以宋人折枝梅花为底本创意而成,八十一朵花瓣,造型优美。另一幅书法“亭前垂柳珍重待春风”为清代宫廷流行的经典图式,故宫养心殿所挂即为这种。难得的是每字九个笔画,每日用朱砂填红一画。

この「九九消寒図」は計3枚から成り、うち2枚が梅の花バージョン。一つは扇型で、もう一つは縦長となっており、「宋人折梅花」のデザインを元に作られており、81枚の花弁がとても美しい。最後の1枚は文字のバージョンで「亭前垂柳珍重待春風」という文字が書かれており、清代の皇室で流行したデザインで、故宮の養心殿にかけられていたのもこのデザインとなる。すべて9画から成る9つの文字で、朱砂で毎日赤く染めると、ちょうど81日となる。

王静在文中说,希望每一个喜欢消寒图的人,可以感受到温暖和风雅,把美好传递给冬日里的每一个人。

王氏は、「消寒図を好むすべての人が温かさと優雅さを感じ取り、冬の季節にこの美を人に届けることを願う」としている。

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