中央軍事委員会は12日午前、南中国海海域で大規模な海上閲兵を実施した。習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が部隊を観閲し、重要談話を発表した。習総書記は「新時代の征途における中華民族の偉大な復興を実現する奮闘において、強大な中国海軍を建設することが今日ほど差し迫った任務となったことはない。新時代の党の軍事力強化思想を深く貫徹し、政治による軍建設、改革による軍強化、科学技術による軍振興、法に基づく軍統制を堅持し、海軍の現代化プロセスを揺るぎなく加速し、中国海軍を世界一流の海軍に全面的に建設すべく努力する必要がある」と述べた。新華社が伝えた。
習総書記は海軍の将兵に対し「軍に対する党の絶対的指導という根本的な原則と制度を全面的に貫徹し、党の建設を的確に強化し、理想と信念を揺るぎないものにし、栄えある伝統を発揚し、党の指揮に従い、政治的に確固たる海上の精鋭部隊を築くべく努力する必要がある。戦力の基準を全面的に実行し、実戦的軍事訓練をしっかりと押さえ、高度の警戒状態を保ち、国の権益を揺るがず守り、世界と地域の平和・安定の維持のために新たな一層の貢献をすべく努力する必要がある」と求めた。
中国軍網の報道によると、中国海軍の軍艦48隻、戦闘機76機、将兵1万人余りが海上閲兵式に参加した。中国史上最大規模の海上閲兵だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月13日
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