「中国科技雲」ポータルサイトが、中国科学院コンピュータネットワーク情報センターで正式に開設され、科学技術者に向けて便利なサービスを提供していく。北京日報が伝えた。
同サイトは科学者が各種サイトで検索するデータと計算ツールを一つのサイトに集め、分類した上で科学者に提供し、情報が同サイトで一本化される。これにより中国科学院は科学者に大きな「資源プール」を提供することになる。同センター副チーフエンジニアの李俊氏によると、この資源プールには現在、次の内容が含まれる。
1.中国国家ネットワークや人工知能計算・データ応用サービスプラットフォーム、中国科学院スパコン環境など5つの基礎施設プラットフォーム
2.11分野58種の科学研究ソフト資源
3.地理空間データクラウド、国家基礎科学データ共有サービスプラットフォーム、中国科学院データクラウドなど13種の情報資源
4..高エネルギー物理分野クラウドや微生物分野クラウド、コンピュータ化学クラウドサービスコミュニティ、高スループット材料集成計算プラットフォームなどの科学研究パーク
5.Eメール、クラウドディスク、オンライン会議など科学研究者が日常的に使用する超融合通信ソフト・サービス
(編集YF)
「人民網日本語版」2018年4月13日
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