李克強総理は11~12日、湖南省の衡陽市と長沙市を視察した。新華社が伝えた。
李総理は白沙洲工業団地で湖南省の産業移転受け入れ状況について報告を受けた。李総理は「東部から中・西部への産業移転は経済法則に合致し、地域の釣合のとれた発展にプラスだ。『習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想』を指導に、党中央と国務院の方針を貫徹し、新旧原動力の転換加速、経済のモデル転換と高度化の促進をめぐり、合理的で秩序ある産業移転を推進する必要がある」と述べた。
李総理は三一集団長沙スマート製造現場を視察。コア・コンピタンスを一層備える製品によってユーザーのカスタマイズ・ニーズを満たし、世界の先端製造の先頭を目指すよう励ました。38万台余りの工業設備ネットワークデータで形成する「掘削機指数」について説明を受けた李総理は、その示す各地区の経済的活発性について深く分析するよう指示した。また、同社が工業クラウドプラットフォームを築いて、企業内メイカースペースと企業外イノベーション資源を緊密に結びつけ、より低コストで効率的にイノベーションを加速していることを評価。「オープンで共有される包摂的な工業インターネット・プラットフォームを積極的に発展させ、全く新たな仕組みで人材とアイディアを集め、大中小企業がそれぞれの長所を発揮し、通じ合って発展するようにし、『大衆による起業・イノベーション』のアップグレード版を築く必要がある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年6月13日
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