習近平国家主席は21日、セネガルのサル大統領とダカールで会談した。両国首脳は近年の両国関係の目覚ましい発展を高く評価。引き続き手を携えて努力し、各分野の協力が一層の成果を得るようにし、さらに素晴らしい両国関係の明日を切り開くことで一致した。新華社が伝えた。
習主席は「双方は上層部交流を緊密化し、互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題で支持し合う必要がある。発展戦略の連携と政策の意思疎通を強化する必要がある。われわれはセネガルが西アフリカ諸国で初めて中国との『一帯一路』協力文書に調印することを歓迎する。これを契機に両国協力の水準を全面的に高めたい。中国側はセネガル側との協力を拡大・深化し、セネガルの自主的発展能力を強化したい。人的・文化的交流を緊密化し、民心の通じ合いを促進する必要がある。法執行・安全協力を強化する必要がある。中国側はセネガル側のテロ対策、平和維持、安定維持能力の強化を支持する。中国側はセネガル側が国際・地域問題で一層の役割を発揮することを支持する。セネガル側とアフリカの平和と安全、国連、気候変動など重大な国際・地域問題で意思疎通と調整を強化し、アフリカ及び途上国の共通利益を守りたい。中国側は引き続き『真実親誠』の対アフリカ政策理念と『正しい義利観』を堅持し、より緊密な中国アフリカ運命共同体の構築を推し進め、中国とアフリカの協力・ウィンウィン、共同発展を実現する。今年9月、われわれは中国アフリカ協力フォーラム北京サミットを迎える。私はサル大統領を含むアフリカ各国首脳と共に北京に集い、中国アフリカ協力の大計を共に話し合うことを楽しみにしている」と表明した。
サル大統領は「セネガルは『一つの中国』政策を揺るぎなく遂行し、両国の包括的・戦略的協力パートナーシップの深化に尽力する。インフラ整備、水利、工業化、農産物加工、観光、文化、スポーツ分野で双方の交流や協力を強化したい。セネガルは『一帯一路』イニシアティブを支持する。コネクティビティ強化に積極的に参加したい。中国と多国間問題で意思疎通や調整を緊密化し、より均衡ある公正かつ包摂的なグローバル・ガバナンス体制の構築に尽力し、共に多国間主義を守り、保護貿易主義に反対したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年7月23日
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