「BRICSプラス」首脳対話会が27日に南アフリカのヨハネスブルグで開催された。各国首脳は国際発展協力と南南協力という大きな計画について話し合い、幅広い共通認識に達した。習近平国家主席は対話会に出席し、演説を行った。新華社が伝えた。
習主席は、「現在の世界は大発展・大変革・大調整の時期にあり、新興市場国と発展途上国は共通のチャンスと課題に直面している。新興市場国と発展途上国が団結協力を強化することがますます重要になっている」と指摘し、「BRICSプラス」協力の4つのポイントを挙げた。
(1)「BRICSプラス」協力を発展させ、互恵のパートナーシップを共同で深化させる。我々は互いに理解し合い、互いに支持し合い、見守り合いながら互いに協力し合い、「BRICSプラス」協力を契機として、開放的包摂、協力・ウィンウィンのパートナーシップを構築し、南南協力を深化させるプラットフォームを構築しなければならない。
(2)「BRICSプラス」協力を発展させ、発展の新たな原動力を共同で発掘する。我々はチャンスをともに把握し、今回の対話会を通じて構築されたBRICS新産業革命パートナーシップを通じて、発展に向けた高みを獲得し、優位性による相互補完と協力の効果を十分に発揮して、革新型、連動型、包摂型の発展を実現しなければならない。
(3)「BRICSプラス」協力を発展させ、有利な外部環境をともに創出する。我々は多角的貿易体制をともに守り、開放型世界経済を構築し、グローバル経済のガバナンス改革を引き続き推進し、新興市場国と発展途上国の代表性と発言権を向上させなければならない。
(4)「BRICSプラス」協力を発展させ、新型国際関係をともに構築する。我々は揺るぎなく多国間主義を守り、国際秩序がより公正で合理的な方向へ発展するよう推進し、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」をともに実施し、南北協力を主要ルートとし、南南協力で補完する国際的発展協力局面を堅持しなければならない。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年7月28日
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