5日間にわたり開かれる第10回アフリカ航空航天・防衛見本市が23日、南アフリカの行政上の首都、プレトリアで閉幕した。世界37カ国の300社以上が出展。中国からは中国国家国防科技工業局が組織した軍需貿易企業6社が「中国防務」国家展示代表団という形式で出展した。軍需産業の有力装備品の海外進出を促進し、多くの来場者を集めた。人民日報が伝えた。
総面積約500平方メートルの「中国防務」展示エリアでは、中国精密機械輸出入有限公司と中航技輸出入有限責任公司、中国船舶工業貿易有限公司、中国船舶重工国際貿易有限公司、中電科技国際貿易有限公司、中国京安輸出入公司が、実物・模型・展示パネル・動画などにより、ミサイル武器システム、艦艇、軍用機、無人機、レーダーなどの各種製品をPRした。
「中国防務」国家展示代表団の登場は、政府や軍、専門家、出展企業から広く注目された。多くの来場者はFD-2000長距離防空ミサイル武器システム、MRTV多用途3胴護衛艦、1500トン級近海巡視船、JARI-USV多用途無人作戦艇、小・中型低・中空多用途ティルトロータードローン、8×8小型全地形車両などに興味を持ち、長時間足を止め目を向けていた。
南アフリカ海軍の士官は、中国の艦船に興味を抱いたようで、中国展示エリアに長く足を止め、各種装備品の関連状況を詳細まで質問していた。彼は取材に対し、「中国の防衛装備品は印象的だった。今回の見本市を契機とし、中国の軍需貿易会社と提携し、南アフリカの防衛水準を高めたい」と話した。
同見本市は2000年より隔年開催されているアフリカで最大規模の防衛産業見本市。軍用装備品や警察用装備品、民間航空装備品、人道支援・災害管理設備などを集中的に展示している。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年9月25日
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