悠久の歴史をもつ中国伝統の手織り工芸「南京雲錦」の制作工程は極めて複雑で、万金に値すると言われる貴重な手織り工芸で、その手織り作業には職人2人の間に「あうんの呼吸」が必要となる。そんな職人2人の協力をもってしても、1日にようやくわずか5センチほどしか織り上げることができない。現在、「南京雲錦」の様々な織り方のほとんどがすでに機械による生産を実現しているが、唯一最も複雑な技術を要する「粧花」に関しては、伝統的な手織りでしか制作することができない。「南京雲錦木機粧花手織り工芸」は2006年に中国国家無形文化遺産リストに第1陣として登録された。新華網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年9月29日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn