西蔵(チベット)自治区ポタラ宮の金頂群の補修工事でこのほど、専門家による引き取り検査が行われた。これにより、1年半に及んだ金頂群および付属物の補修工事が無事完了となった。ポタラ宮の最上部には7つの金頂があり、風や日光、雨などに長年さらされたことにより外部の金メッキが剥がれ落ちたり、酸化して黒く変色したり、内部の木材が雨水に侵食されるなどしていた。そのため、2016年にポタラ宮管理処が補修プロジェクトの申請書類を提出し、国家文物局は総額3100万元(約5億円)以上を投じて、2017年に金頂7ヶ所、宝瓶7ヶ所及び、5世、7世、8世、9世ダライ霊塔殿、帕巴拉康殿の5座の金頂の補修工事を開始した。新華網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2018年11月12日
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