人民網日本語版>>政治

韓正副総理が香港行政長官と会談

人民網日本語版 2019年11月07日10:27
韓正副総理が香港行政長官と会談

韓正副総理(中共中央政治局常務委員)は6日、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)建設指導グループ会議出席のため北京を訪れた香港特別行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官と釣魚台迎賓館で会談した。新華社が伝えた。

韓氏は「過去5カ月近く、条例改正をめぐる『風波』は持続的で絶えることのない暴力活動へと変化し、香港社会の全体的利益と多くの市民の切実な利益を脅かしている。職責を尽くす林鄭行政長官と関連機関及び香港警察部隊の仕事ぶりを中央は十分に認めている。暴力と混乱を制止し、秩序を回復することが今も香港にとって最も重要な任務であり、香港の行政、立法、司法機関の共通の責任でもある。香港各界が暴力に反対し、法治を守り、安定を守るプラスのエネルギーをさらに凝聚することを希望する。我々は『一国二制度』への自信に満ちており、実践の中で堅持し、整備し、『一国二制度』を長期安定的に発展させる必要がある」と指摘。

また、「中央政府は常に香港の繁栄・安定維持の強固な後ろ盾であり、特区政府がさらに積極的で有効な措置を講じて香港の民生問題、特に中低所得世帯と若者の住宅や雇用などの問題をうまく解決して、香港の発展による恩恵が多くの市民により良く及ぶようにすることを支持している」と強調した。

林鄭氏は「香港特区政府は暴力と混乱を制止する決意を揺るぎないものにし、できるだけ早く香港社会の秩序を回復し、民生問題の解決に努力し、香港経済の安定的発展を促進する」と表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年11月7日

関連記事

コメント

ランキング