中国共産党中央委員会と国務院は10日午前、北京で国家科学技術奨励大会を開催した。習近平氏、李克強氏、王滬寧氏、韓正氏をはじめとする党と国家の指導者が出席して、受賞者の代表に賞を授与した。李氏が党中央と国務院を代表して演説を行った。
習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)がまず初めに2019年度国家最高科学技術賞を受賞した元中国船舶重工集団公司第七一九研究所の黄旭華・院士と中国科学院大気物理研究所の曽慶存院士にそれぞれメダルと証書を授与した。その後、習氏をはじめとする党と国家の指導者と最高賞を受賞した両人とが、国家自然科学賞、国家技術発明賞、国家科学技術進歩賞、中華人民共和国国際科学技術協力賞の受賞者の代表に証書を授与した。李克強国務院総理(中共中央政治局常務委員)は演説の中で党中央と国務院を代表し、すべての受賞者に向けて心のこもった祝賀の意を述べるとともに、全国の科学技術従事者に高い敬意を示し、中国の科学技術事業に参加しこれを支援してきた外国人専門家に心からの感謝を伝えた。
大会には、党中央と国家機関の関連当局や軍の関連機関の責任者、国家科学技術指導チームのメンバー、国家科学技術奨励委員会の委員、2019年度国家科学技術賞の受賞者代表と家族代表、首都の科学技術界の代表、学生の代表など約3300人が出席した。
19年度国家科学技術賞には296件のプロジェクトと科学技術の専門家12人が選ばれた。このうち国家最高科学技術賞の受賞者は2人。国家自然科学賞に選ばれたプロジェクトは46件で、このうち1等賞が1件、2等賞が45件。国家技術発明賞は65件、うち1等賞が3件、2等賞が62件。国家科学技術進歩賞は185件、うち特等賞は3件、1等賞は22件、2等賞は160件。また外国籍専門家10人に中華人民共和国国際科学技術協力賞が授与された。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年1月11日