中共中央と国務院は8日午前に北京で国家科学技術奨励大会を盛大に催した。習近平、李克強、張高麗、王滬寧の各氏ら党と国家の指導者が出席し、受賞者代表に賞を授与した。李克強総理が党中央と国務院を代表して談話を述べた。新華社が伝えた。
熱烈な拍手の中、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)が2017年度国家最高科学技術賞を受賞した南京理工大学の王沢山院士と中国疾病予防抑制センターウイルス病予防抑制研究所の侯雲徳院士に奨励証書を授与し、熱い握手を交わし、祝意を表した。続いて、習総書記ら党と国家の指導者が国家自然科学賞、国家技術発明賞、国家科学技術進歩賞、中華人民共和国国際科学技術協力賞の受賞者代表に賞を授与した。
李総理は談話で「科学技術強国の建設に向けて、基礎科学研究を強化し、多元的投入制度を整備し、基礎科学と応用科学の結合を促進し、独創的なイノベーション能力を強化する必要がある。経済発展の質と効率の向上に向けて、主要・基盤技術の攻略を加速し、産業発展のボトルネック問題をうまく解決する必要がある。国民生活の幸福増進に向けて、重大な疾病の予防・抑制、食品の安全、汚染対策などの分野で難関を攻略し、国民生活をより良くする必要がある。科学技術革新と経済の深い融合を推し進め、新技術・新産業・新業態の成長加速を促進する必要がある」と指摘。
「イノベーション・創造精神を発揚し、イノベーション供給能力・効率を高め、大衆による起業・イノベーションの水準向上を促進する必要がある。国家重大科学研究インフラ、科学データ、計器設備の社会への開放を推し進める必要がある。知的財産権の保護を強化する必要がある。国際協力を深め、全世界のイノベーション・ネットワークに自ら融け込み、世界のイノベーションにおいて優位に立つ必要がある」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年1月9日
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