習近平国家主席はミャンマー現地時間1月18日午前、同国の首都ネピドーで、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家最高顧問と正式な会談を行った。新華社が伝えた。
習主席は、「現在、中国とミャンマーはすでに国家発展の新段階に入り、2国間関係は新たな発展のチャンスを迎えている。今回、我々は中国・ミャンマー運命共同体の共同構築を決定し、2国間関係の新時代を切り開いた。我々はこのチャンスをとらえて実行に移し、両国の次なる段階の各分野における交流・協力に対し系統的な計画と配置を行い、両国関係に対する政治的なリードを強化し、中国・ミャンマー関係を新たな段階へと引き上げていかなければならない。第一に、発展の連携を加速し、経済回廊をしっかりと築く。第二に、主導的役割を果たすプロジェクトに焦点を当て、コネクティビティを強化する。第三に、貿易・投資を拡大し、地方協力を密にしていく。第四に、人的・文化的交流を深化させ、民心の通じ合いを促進していく」と述べた。
アウン・サン・スー・チー国家最高顧問は、「ミャンマーは、ミャンマー・中国経済回廊の建設を積極的に推進し、全力でチャウピュ港プロジェクトを完成させ、交通やエネルギー、生産能力、人・文化、辺境、地方などにおける協力の推進を加速していくことを希望する。ミャンマーは、中国と手を携えて前進し、ミャンマー・中国運命共同体を共同で構築し、両国国民により一層の幸福をもたらしていくことを望んでいる」と述べた。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年1月19日