外交部が中露原子力協力事業の着工式について説明

 2021年05月19日14:05

中国の習近平国家主席は19日に北京からオンライン形式で、ロシアのプーチン大統領と共に両国の原子力協力プロジェクトの着工式に立ち会う。これについて外交部(外務省)の趙立堅報道官は18日の定例記者会見で次のように説明した。

中露善隣友好協力条約の調印から今年で20年になる。今回の着工式では、習主席とプーチン大統領が今年初めて双方がオンライン形式で交流することになる。中露にとって原子力協力は従来からの優先的な協力分野であり、近年急速に発展し、両国首脳も非常に注目している。2018年6月、習主席とプーチン大統領の立ち会いのもとで、双方は原子力分野の包括的協力協定に調印し、田湾原発7号、8号ユニット及び徐大堡原発3号、4号ユニットの建設で協力することで合意した。これは中露間の過去最大の原発協力プロジェクトであり、両国の実務協力水準の高さを示すものだ。

4号ユニットの順調な着工は、先端装備製造と科学技術革新の分野における両国の重要な協力の成果を示すものだ。また、原子力にはクリーンで効率的という特徴があり、4号ユニットが完成すれば、二酸化炭素排出量が効果的な減少が見込まれるとともに、二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウト、カーボンニュートラル目標の実現を目指す中国側の揺るぎない決意が示されることになる。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年5月19日

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