中国海軍遠洋引揚救難艦「永興島」(資料写真)
インドネシア海軍は4日、先月沈没し、53人の犠牲者を出した潜水艦「ナンガラ」の引き揚げを支援するため、中国海軍の潜水艦救難艦がすでにバリ島に到着したことを明らかにした。AFP通信が伝えた。
中国の救援部隊が到着するまでに、これまで潜水艦の捜索に協力していたシンガポール、マレーシア、オーストラリアの船舶は現場海域をすでに離れたという。
中国中央テレビによると、今回派遣された中国艦艇は計3隻。このうち中国が自ら設計・建造した遠洋引揚救難艦「永興島」(艦号863)は、沈没した潜水艦の救難、沈没船の引き揚げと救援、事故を起こした水上艦の牽引をその主な任務としている。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年5月6日