習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は、このほど河北省承徳市を視察した際に、「中共中央の決定と方針を全面的に貫徹し、『安定を維持しながら前進』という総基調を堅持し、新発展理念を完全で正確かつ全面的に貫徹し、塞罕壩精神を発揚し、新型コロナウイルス対策と経済・社会発展の各取り組みの統合的計画をしっかりと押さえ、発展と安全をより良く統合的に計画し、質の高い発展を促進し、経済・社会発展の主要年間目標・任務の完成に努力し、第14次五カ年計画の良いスタートを切る必要がある」と強調した。新華社が伝えた。
8月23日から24日にかけて、習総書記は国有林場(造林地)、文化財保護機関、農村、コミュニティなどを視察した。
習総書記は塞罕壩機械林場を視察した際、「塞罕壩林場の建設は称賛と感動に値する刻苦奮闘の歴史だった。皆さんは実際の行動によって、使命を胸に刻み、努力して事業を興し、グリーン発展を図る塞罕壩精神を築き上げた。これは全国の生態文明建設にとって重要な模範的意義を持つ。生態文明の建設には、物質面と精神面の双方が必要だ。塞罕壩精神をしっかりと継承し、生態文明理念を深く理解し、実行に移し、引き続き努力を重ね、第2の事業を興し、第2の百年奮闘目標の達成という新たな道のりにおいて再び功を立て業績を残す必要がある」と指摘した。
塞罕壩は河北省北部に位置し、かつては茫漠たる荒野だった。半世紀余りにわたり3代の塞罕壩林場の人々は堅忍不抜の闘志によって、植樹造林を堅持し、115万ムーの人工樹海を建設した。今や塞罕壩は毎年北京・天津地区にきれいな水1億3700万立方メートルを供給し、酸素55万トンを放出して、北京・天津を守る重要な生態ベルトとなっている。
普寧寺を視察した際に習総書記は、「中国共産党の宗教政策の基本方針を堅持し、中国共産党の信教の自由政策を全面的に貫徹し、国家と宗教を愛する優れた伝統を発揚し、望ましい宗教環境を築き、法規に基づき宗教問題を管理し、宗教がよりよく社会に順応し、社会に奉仕し、社会的責任を履行するよう促進する必要がある」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年8月26日