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無形文化遺産伝承者が制作したリアルな「魚灯籠」 浙江省金華

人民網日本語版 2022年02月09日13:52
無形文化遺産伝承者が制作したリアルな「魚灯籠」 浙江省金華
2月7日、魚灯籠で遊ぶ許賓さんと子供(写真著作権はCFP視覚中国が所有のため転載禁止)。

浙江省金華市管轄下の東陽市の無形文化遺産「針刺無骨花灯」の代表的伝承者である許賓さんは、常日頃から、さまざまな飾りをあしらった灯籠の制作にチャレンジしている。「魚灯(魚灯籠)」の制作は、許さんの試みの中でも代表的なものとなっている。魚灯籠は中国特有の絵画の要素を取り入れつつ、徽州の伝統的灯籠「魚灯」の造型を参考にしているほか、「山海経」の挿絵の画風も取り入れている。そして何と言っても人目を引くのがその動きだ。魚灯籠はその骨組みを4パートに分けて、針金で繋ぎ合わせているため、灯籠を持って歩く人の動きに合わせて、頭や尾っぽがゆらゆらとリアルな動きを見せる。そんな珍しい魚灯籠は人気も高く、好調な売れ行きを見せている。製品は全国各地に向けて売られており、需要に供給が追い付かない状況という。(編集KM)

「人民網日本語版」2022年2月9日

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