「国際軍事競技大会2022」の中国・庫爾勒(コルラ)会場で23日、「セーフルート」競技会が開幕した。中国、ロシア、ベネズエラの3ヶ国4チームが23、25両日に計5種目で競い合う。中国軍網が伝えた。
このうちリレー以外の「突撃工兵チーム」「架橋チーム」「道路啓開チーム」「障害物除去車チーム」の4種目では、全参加チームの装備を中国側が提供した。
競技会では、同時に発車してそれぞれの時間を計る方法を採用。全長2.2キロメートルの円形封鎖コース内で、まず「道路啓開チーム」と「障害物除去車チーム」の2種目を続けて実施。隊員達は砲弾や爆弾による穴をならし、障害物を除去し、対戦車壕を埋め、炎上する木材障害物を押しのけるなどして、道路啓開任務を完了。次に、激しい「突撃工兵チーム」種目を実施。「浅瀬地雷原」「混合地雷原」の突破の他、ヘリコプター・ラペリング、吊り橋越え、建築物突撃など特殊作戦のシミュレーションも行った。最後に「架橋チーム」種目を実施し、重機車両3台を操作して架橋作業を行った。
中国チームは上記4種目の全てでペナルティタイムゼロの優れた成績で首位に立った。リレーはコルラ会場での最終種目であり、25日午前に行われる。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年8月24日