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中国海警局が今年の北太平洋公海漁業取締り巡航任務を完了

人民網日本語版 2022年09月02日14:44
中国海警局が今年の北太平洋公海漁業取締り巡航任務を完了
7月31日、北太平洋公海で操業中の漁船に対して確認を行う艦艇「長山」の編隊(撮影・任東陽)

中国海警局の艦艇「長山」、「石城」からなる艦艇編隊は8月31日午後、北太平洋公海における今年の漁業取締り巡航任務を無事完了し、順調に帰港した。新華社が伝えた。

中国海警局による北太平洋公海での巡航は今回が7回目であり、両艦の北太平洋漁業委員会(NPFC)への登録と公海臨検権の取得後は2回目となる。

45日間にわたる今回の巡航で、艦艇編隊は国連総会の関連決議及び「北太平洋における公海の漁業資源の保存及び管理に関する条約(略称:北太平洋漁業資源保存条約)」の規定に基づき、公海における漁業法規及び保存・管理措置の宣伝を強化し、操業中の漁船に対する巡査・監督・管理を強化し、NPFCの登録漁船情報との照合をしっかりと行い、各国の漁船計180隻に対して観察・記録を行い、計20隻に対して問い合わせを行い、5隻に対して臨検を行い、公海における法執行の責務をしっかりと履行し、北太平洋の漁業操業秩序を維持した。

海洋漁業大国であり、北太平洋漁業資源保存条約の締約国である中国にとって、中国海警局が北太平洋に艦艇を派遣して漁業取締り巡航を実施することは、世界の海洋ガバナンスに関与し、公海の漁業資源を保護し、責任ある大国としてのイメージを示すうえで、重要な意義を持つ。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年9月2日

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