中国人民抗日戦争記念館は18日、歴史を振り返り、烈士を追想するとともに、国恥を忘れず、歴史を鑑とし、平和を大切にするよう人々に促すことを目的に、特別行事「歴史を銘記 九一八を忘れるなかれ」を開催した。新華社が伝えた。
中国人民抗日戦争記念館の羅存康館長はスピーチで「91年前の9月18日、日本は『九一八事変』(満州事変)を発動した。民族の危急存亡の肝心な時に、中国の無数の愛国者は勇敢に立ち上がり、正義のために犠牲になることも厭わず、強暴な相手を恐れず、血みどろになって奮戦し、称賛の涙を呼び起こす感動的な事績を多く残した」と述べた。
会場では、中国人民抗日戦争記念館の職員や有志が抗日戦争をテーマとした朗読を行い、抗日戦争の歌を歌った。朗読に参加した職員の李洋氏は「私達が今日、様々な形で当時の歴史を振り返るのは、人々に対して、国恥を忘れず、歴史を鑑とするよう促し、さらに素晴らしい生活のためにたゆまず努力し、引き続き奮闘するよう訴えかけるためだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年9月19日