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習近平国家主席は18日午前、中国・中央アジアサミット出席と国賓訪問のため来中したキルギスのジャパロフ大統領と陝西省西安市で会談した。両国首脳は、中国とキルギスの関係を新時代の包括的な戦略的パートナーシップへと格上げすることを発表した。新華社が伝えた。
習主席は「昨年、我々は2回の会談を行った。両国関係及び各分野での両国協力に関する我々の重要な共通認識は効果的に実行に移されており、両国関係の発展に力強い原動力を与えている。中国・キルギス関係はすでに31年間の発展の道のりを歩んできた。中国はキルギスと善隣友好、繁栄共有の中国・キルギス運命共同体を構築し、両国の発展と振興に助力することを望んでいる」と表明。
「中国とキルギスは相互支持を強化する必要がある。特に、互いの核心的利益で明確かつ力強く支持し合い、信頼し合い、重んじ合う良き友人となる必要がある。発展戦略の連携と政策面の協調を強化し、『一帯一路』（the Belt and Road）の質の高い共同建設によって各分野の実務協力を推進し、経済・貿易協力の水準を高め、民生事業や貧困者支援・貧困削減、農村振興などの分野で協力を推進し、相互接続協力を深め、中国・キルギス・ウズベキスタン鉄道を早期に建設する必要がある」と強調した。
ジャパロフ大統領は「キルギスが台湾地区、新疆維吾爾（ウイグル）自治区、香港特別行政区関連など核心的利益の問題において中国側を支持する立場は揺るぎないものだ。中国が打ち出したグローバル安全保障イニシアティブ、グローバル発展イニシアティブを支持する。中国側と揺るぎなく支持し合い、意思疎通と協力を緊密化し、両国及び地域の安全と発展を共同で促進していきたい」と表明した。（編集NA）
「人民網日本語版」2023年5月19日
