5月13日、日本の広島で開催されたG7広島サミット反対集会で演説する広島市立大学の田中利幸元教授(撮影・楊光) |
G7サミットが近く広島で開催される。日本の岸田文雄首相は13日、広島で準備状況を視察した。同日、広島ではG7広島サミットに強く反対する集会が開かれた。新華社が伝えた。
G7サミットに反対する集会には、雨の中、約200人が参加した。会場では「NO G7」などのスローガンが強く目を引いた。
集会を発起したのは「G7広島サミットを問う市民のつどい」実行委員会。同日に発表された「宣言」は「広島のサミットが、世界に対して『自由と民主主義』という常套句でだまし、軍事同盟を既成事実化し、あたかも気候変動とジェンダーの課題に取り組んでいるポーズを示し、自分たちのリーダーシップを誇示する情報戦の舞台となることを警戒すべき」と指摘。主催者側によると、14日には、広島平和記念公園を出発し、抗議活動を続けながら市内を歩く計画となっている。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年5月15日