人民網日本語版>>政治

李強総理がドイツ工商界の代表と交流

人民網日本語版 2023年06月20日16:51
李強総理がドイツ工商界の代表と交流

ドイツを公式訪問中の李強総理は現地時間6月19日午後、ベルリンでドイツ工商界の代表と懇談・交流した。ドイツからはシーメンス、フォルクスワーゲン(VW)、BMW、シェフラーをはじめとする各企業の責任者が出席した。出席者は目下の国際経済政治情勢をどう見るか、中国経済の動向をどう見るか、将来の技術発展の可能性をどう見るか、一部の国が提起したいわゆる「デリスキング(リスク低減)」と「依存リスク低減」をどう見るかなどの問題について、率直な見方を示し、踏み込んだ交流を行った。新華社が伝えた。

李総理は、「中国は、各方面にはそれぞれ安全に関する懸念があることを理解している。重要なことはどうやって合理的な線引きをするか、リスクを予防するかだ。適切な対応が行われなければ、リスクは拡大し、より多くのより大きな問題を引き起こすことは確実だ。そして、リスク予防と協力は対立したものではなく、協力しないことこそ最大のリスクであり、発展しないことこそ安全にとって最大のリスクである。経済グローバル化によりグローバル経済は互いに融け合い切り離せないものとなり、依存の問題は弁証的に捉えて対処する必要があり、『依存』を誇張してはならず、ましてや『相互に依存していること』と『安全でないこと』を単純にイコールで結ぶべきではない。一連の具体的な問題については具体的に分析する必要があり、各方面は話し合いと協力を通じて、共同でリスクを予防しリスクに対処することが完全に可能だ」と指摘した。

李総理は、「中国とドイツの企業家が時勢の流れに乗り、開放・包摂、協力・ウィンウィンを常に堅持し、質が高く水準の高い実務協力によって、産業チェーン・サプライチェーンの安定をよりよく維持することを願う」と強調した。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年6月20日

関連記事

コメント

ランキング