ユーラシア9ヶ国を結ぶ「中欧班列-上海号」
2023年08月15日16:13
指示に従い、指定されたコンテナ番号を確認し、対応する貨車にコンテナを積載する荷役作業員(撮影・皇甫万里)
酷暑の中、中国鉄路上海貨物輸送センター管轄下の閔行駅の貨物置場内では、車両が絶え間なく行き交い、巨大なガントリークレーンが移動を繰り返し、運転士がコンテナを一つ一つ正確に列車に積んでいた。これらのコンテナは、すぐに国際定期貨物列車「中欧班列」でユーラシア各国へ輸送されることになる。
クレーン運転士との間でコンテナを照合し、積み込み作業を行う作業員。(撮影・皇甫万里)
「中欧班列-上海号」は2021年9月28日の初運行以来、2023年6月末までに総運行便数が117便に達し、コンテナ1万1786TEU(20フィート標準コンテナ換算)を輸送し、その金額は約37億元(1元は約20.0円)に相当する。
鉄道ヤードに整然と積み上げられ、発送を待つコンテナ(撮影・万能)
「中欧班列-上海号」で輸送される貨物は、運行開始当初の衣類・靴・帽子、ガラス容器、自動車部品などから、太陽光パネル部品、液晶パネル、バイク、エレベーターなどの高付加価値商品へと徐々にシフトしてきた。「中欧班列」の三大主要路線である「中国-ヨーロッパ線」「中国-ロシア線」「中央アジア線」を全てカバーし、三大主要通路である国内の西通路、東通路、中央通路にも全て通じ、ユーラシア9ヶ国の50以上の都市や駅とつながり、これらの駅を通じてユーラシアの他の国々にも放射状に広がっている。
クレーンによるコンテナの吊り上げ作業(撮影・皇甫万里)
「中欧班列-上海号」は現在、すでに上海の輸出入貨物の重要な輸送ルートの1つとなり、「一帯一路」協力の推進にとってプラスの役割を果たしている。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年8月15日
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