今月21日に開催された中国国務院常務会議の審議で、「超大都市・特大都市における城中村(都市の中の村)再開発の積極的かつ安定的な推進に関する指導的意見」が可決された。
中華人民共和国住宅・都市農村建設部(省)が2022年10月に発表した「2021年都市建設統計年鑑」によると、2021年末の時点で武漢市街地の人口が1000万人の大台を突破して、1094万人に達した。また、市内の人口は1477万人に達した。それにより、同市は特大都市から超大都市へとランクアップした。
2014年に国務院が発表した「都市規模のランク分け基準調整に関する通知」によると、市街地の常住人口が1000万人以上の都市は「超大都市」に、500万人以上1000万人以下の都市は「特大都市」にランク分けされる。
武漢の人口は近年、急増しており、人材密度も高まり続け、6年連続で人材の純流入を実現している。そして、中国で最も人材を呼び込む力のある都市ランキングで安定して上位に入っている。2017年から2022年の6年間、武漢において新規就職、起業した大学卒業者の数は205万人以上となっている。
これにより、2021年末の時点における中国の「超大都市」は上海、北京、深セン、重慶、広州、成都、天津、武漢の8都市となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年7月24日