北京東六環改造プロジェクトのシールドトンネルが貫通

人民網日本語版 2023年08月22日14:12
北京東六環改造プロジェクトのシールドトンネルが貫通

北京東六環改造プロジェクトが21日、重要な進展を迎えた。中国の国産初の16メートル級超大直径シールドマシン「運河号」が地下掘進742日後に順調に接収を行った。これにより東線シールドトンネルが順調に貫通した。これは中国で建設中の最長の高速道路シールドトンネルの双方向貫通も示している。人民日報が伝えた。

北京東六環改造プロジェクトは南の京哈高速道路立体交差から始まり、北の潞苑北大街に至り、路線の全長は約16キロメートル。うち中交隧道工程局有限公司が東線シールドトンネルの工事を請け負う中国で建設中の最長の高速道路シールドトンネルだ。トンネルの全長は7.4キロメートル、直径は15.4メートル。上り線と下り線に分かれ、それぞれ3車線を設置。トンネルは3層に分かれ、上層は排煙通路、中層は車両走行通路、下層は避難・救助通路。最深部は地下75メートルに位置し、北京市で最も深い地下トンネルだ。

北京東六環改造プロジェクトは完成後、都市空間を効果的に結び、両側の都市機能の相互発展とイノベーション機能の集積を誘導することができる。これは北京・天津・河北地域の交通協同発展の促進、都市交通のサービス水準の向上、総合交通体制の構築に対して重要な意義がある。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年8月22日

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