西安東駅と重慶西駅を結ぶ西渝高速鉄道・安康区間の余家梁トンネルの工事が今月13日、本格的に始まった。安康区間で着工した1本目のトンネルで、西渝高速鉄道建設が新たなステージに突入したことを意味している。中央テレビニュースが報じた。
全長1万4499メートルと、非常に長いトンネルとなる余家梁トンネルは、安康市嵐皋県内に位置し、西渝高速鉄道・安康区間で最も長いトンネルとなる。
西渝高速鉄道は、中国の「八縦八横」高速鉄道網において重要な位置を占め、関中(陝西省西安市を中心とする地域)都市群と成渝(成都・重慶)都市群を連結し、設計速度は時速350キロ。2028年の開通を目指しており、西安と重慶の所要時間が現在の最短約6時間から2時間半にまで短縮されることになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年4月14日