蘭州とアルマトイ結ぶ国際貨物路線が就航　甘粛省と中央アジアの連結を強化

165万元(1元は約20円)相当の機械の部品や設備、切り花がこのほど、甘粛省の蘭州中川国際空港の国際航空通関地に集められ、順豊航空の貨物専用型ボーイング757に積み込まれ、カザフスタンのアルマトイに向かって飛び立った。これは甘粛省と中央アジアの国を結ぶ初の国際貨物路線が就航したことを意味しており、甘粛省の外向型(輸出主導型)の経済発展は新たなステージへ突入した。甘粛日報が報じた。

蘭州とアルマトイを往復する国際貨物路線は、毎週2フライトを予定している。輸送される貨物は主に、機械設備、一般貨物、生花などで、貨物処理能力は年間約1000トンに達すると見られている。アルマトイと蘭州は、「一帯一路」（the Belt and Road）のカギとなるポイント都市で、アルマトイを中継地点として、甘粛省の航空貨物輸送ネットワークを中央アジアの主要都市、中東、そして欧州へと拡大することができる。（編集KN）

「人民網日本語版」2023年8月31日