iPhone 15シリーズ発表 世界初の3nmチップ搭載など革新的設計
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北京時間9月13日午前1時、米アップル社の秋の新製品発表会が行われ、「iPhone 15(アイフォーン15)」が予想通りに発表された。このほか「Apple Watch(アップルウォッチ)」の「Series 9(シリーズ9)」や「Ultra 2(ウルトラ2)」などの新製品もリリースされた。
前評判通りに、iPhone 15シリーズはダイナミックアイランドデザイン、USB Type-C端子、4800万画素メインカメラの採用など革新的な設計となった。中でも「iPhone 15 Pro(アイフォーン15プロ)」と「iPhone 15 Pro Max(アイフォーン15プロマックス)」には、世界で初めて3nmプロセス技術で作られるチップと6コアGPU(画像処理装置)が搭載された。
世界的な調査会社のインターナショナル・データ・コーポレーション(IDC)の郭天翔シニアアナリストは、「新世代iPhone 15シリーズは外観とハードウェアのスペックがここ数年で最も大きくバージョンアップしたが、アンドロイドメーカーが旗艦機種への投資を拡大し続ける中で、iPhone 15シリーズがより大きな挑戦に直面するようになることは確実で、過去数年間の中国の高級機種市場におけるアップルの一人勝ち状態は続かなくなる可能性が極めて高い」と述べた。
特筆されるのは、アップルが「iPhone13(アイフォーン13)」では「量を増やしながら価格を上げなかった」のが、今回は値上げ路線に転じ、128Gモデルを除き全シリーズで価格を一つ前の世代より100-500元引き上げたことだ。
発表会当日、アップルの株価は1.71%値下がりし、1株173ドル(1ドルは約147.4円)になり、時価総額は2兆7563億ドルになった。また、9月に入ってからのアップルの値下がり幅は累計6%に達し、その時価総額は一晩で478億ドル「蒸発」した。(編集KS)
「人民網日本語版」2023年9月13日
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