王毅氏がパレスチナの外相と電話会談

人民網日本語版 2023年10月24日15:29

王毅中共中央政治局委員(外交部長)は23日、パレスチナのマリキ外相と電話会談を行った。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。

マリキ外相はパレスチナ側の立場を伝え、中国が正義を主張し、パレスチナの人々の側に揺るぎなく立つとともに、パレスチナに緊急人道支援を行ったことに心から感謝した。

王氏は「現在、ガザの民衆が最も必要としているのは、戦争や武器弾薬ではなく、安全と食品や医薬品だ。ガザ地区に最も必要なのは、地政学的計略ではなく、停戦と和平促進への努力だ。中国はパレスチナ自治政府や国連を通じて緊急人道支援を行った。さらにガザの人々の必要性に基づき、引き続き物資を支援していく」と表明。

「パレスチナ問題解決の唯一の打開策は、『二国家解決』を実行し、パレスチナの人々の生存権、建国権、帰還権を実現することだ。中国は、より権威のある、より広範かつ実効性を備える国際講和会議を早期に開催して、パレスチナとイスラエルの早期の和平交渉再開を後押しするとともに、このために具体的なタイムテーブルとロードマップを定めるよう呼びかける。中国は一貫して停戦のために奔走しており、和平に立ち戻ることを強く主張している。我々は引き続き国際公正・正義の側に立ち、国際社会と共に、パレスチナ問題が早期に包括的で公正かつ永続的な解決を得る後押しをすべく、たゆまず努力していく」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年10月24日

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