フライング・タイガースの精神を継承し、両国民の友情を伝える
米国第14航空隊援華抗戦80周年記念行事が10月30日午前、北京の中国人民抗日戦争紀念館で催された。米国のフライング・タイガースの元兵士や家族の代表団、米カリフォルニア州高官ら中米各界から100人近くが出席した。人民日報が伝えた。
米側の出席者は記念行事で、「米国第14航空隊援華抗戦80周年記念写真展」、及び常設展「対日作戦に積極的に参加した米国援華空軍志願隊」「同盟軍パイロットを救助した中国の軍民」を見学し、抗日戦争烈士群像に献花した。
1941年、米国の若手パイロット多数がクレア・リー・シェンノート氏の指揮下、「中国空軍美国志願援華航空隊」(フライング・タイガース)を結成。中国で中国人民とともに戦い、日本ファシズムの侵略に反撃を加えた。1943年、フライング・タイガースは米国空軍第14航空隊に編入された。抗日戦争中、フライング・タイガースの米国人隊員2000人余りが貴い命を捧げた。それから80年。フライング・タイガースと中国人民が戦火の中で結んだ絆は代々伝えられ、長い時を経て一層の輝きを放ってきた。
米中航空遺産財団のグリーン会長は「このたび米中航空遺産財団が代表団を率いて訪中したのは、歴史を振り返るだけでなく、訪問を通じて両国の若い世代がフライング・タイガースの物語を知り、フライング・タイガースの精神を継承し、両国民の友情を代々伝えていってほしいと考えてのことだ。1ヶ月余り前、私とモイヤー氏、マクマレン氏は習近平国家主席から返信を受け取り、大いに鼓舞された。両国民、特に若者間の意思疎通と交流は極めて重要だ。今回訪中したメンバーにはフライング・タイガースの元兵士だけでなく、若い世代もいる。彼らは帰国後、両国間の友好的交流の物語を語り継いでいくだろう」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年10月31日
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