中国最北のスキー場が3日にオープン
人民網日本語版 2023年11月08日15:00
中国最北のスキー場である黒竜江省大興安嶺地区の漠河北極スキー場が3日、2023-2024シーズンの営業を開始した。観光客やスキーヤー約500人がオープンセレモニーに参加し、極地のアイス・スノー文化に触れたほか、初滑りを楽しんだ。中国新聞網が報じた。
11月3日、中国最北のスキー場・漠河北極スキー場で開催されたオープンセレモニー(撮影・邵天李)。
漠河市は、中国最北の都市で、中国において緯度が最も高く、気温が最も低くなる都市でもある。過去最低気温は氷点下53度で、年平均気温は約氷点下3.5度だ。漠河北極スキー場は通常、10月中・下旬から翌年4月末まで約半年間にわたり営業している。
11月3日、中国最北のスキー場でスキーを楽しむスキーヤー(撮影・邵天李)。
浙江省から来たという石兆宋さんは、「漠河のスキー場はオープンが早いので滑りにきた。南方エリアは雪が降らないので、雪が降る場所にとてもあこがれる。今後は、黒竜江省に度々訪れ、スキーや氷・雪の景色を楽しみたい」と話していた。
11月3日、雪の積もったグランドでサッカーを楽しむ男性たち(撮影・邵天李)。
江蘇省から来たという李峰さんは、「中国最北のスキー場で雪を見たり、雪遊びをしたりして、この地域の風土・人情に触れたりするために来た。中国最北のスキー場でスキーをするのは初めてで、とてもスリリングで、新鮮だった」とした。
同日、中国・大興安嶺第2回極地森林アイス・スノーカーニバルの開会式も開催された。今月1日から来年4月30日まで、大興安嶺地区は、特別観光ルート3本、文化・観光イベント14回、絶対に行っておきたい観光スポット20ヶ所を打ち出している。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年11月7日
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