中国の中東部エリア各地で1月の最高気温が更新

人民網日本語版 2023年01月09日15:32

中国に影響を及ぼす寒波が最近弱まり、中東部エリアの気温が大幅に上昇している。江淮以南の大部分のエリアで最高気温が20度を上回った。安徽省合肥市の8日の気温は22.1度にのぼり、1月同期の最高気温(20.5度)を更新した。8日までに、30ヶ所を超える国家観測地点の気温が1月同期の最高気温に達するか、これを上回っている。上述したエリアでは12日まで異常に高い気温が続き、春のような暖かさとなる。12日から15日にかけて強い寒波が到来すると、中東部エリアの高い気温が徐々に下がる。下がり幅は12度から16度にまで達し、局地的に18度を超えるとみられている。中央気象台が伝えた。

強い寒波は11日より新疆維吾爾(ウイグル)自治区に影響を及ぼし、急激な気温低下と強風をもたらす。新疆、甘粛省、青海省の気温の下がり幅は11日から12日にかけて6度から12度にまで達し、新疆北部は14度を超えるとみられている。

中東部エリアの大半の地域の気温が12日夜から15日にかけて6度から12度低下する。内蒙古(内モンゴル)自治区、東北地区、江淮、江南などの気温の下がり幅は12度から16度に達し、局地的に18度を超える。

現在中国に影響を及ぼす雨・雪は少なく、新疆北部のみで持続的に雪が降っている。華南エリアは小雨もしくは雨。強い寒波の到来に伴い、中東部エリアの乾燥して雨が少ないという状況が変化する見通しだ。

気象専門家は、最近は気温差が激しいため、天気予報をチェックし、寒さ対策のための暖房や服装に常に注意するよう促している。同時に春運(春節<旧正月、2023年は1月22日>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)のピークに当たるため、広範囲の雨・雪が交通に悪影響を及ぼす恐れがあるとして、交通管理当局が発表する道路・線路状況情報をチェックし、安全な移動を心掛けるようにアドバイスしている。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年1月9日

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| おすすめ写真

ランキング

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治