李強総理が瀾滄江―メコン川協力第4回首脳会議に出席
李強総理は25日、中南海の紫光閣で瀾滄江―メコン川協力第4回首脳会議にオンライン形式で出席した。新華社が伝えた。
李総理は瀾滄江―メコン川協力の強化について、次の4点を提言した。
(1)統合的発展を深め、開放的協力を堅持し、瀾滄江―メコン川地域コネクティビティ戦略プロジェクトを共同でしっかりと計画・実施し、国境を跨ぐ経済・貿易・生産能力・農業協力プロジェクトの質的向上と高度化を推進し、産業チェーンとサプライチェーンの安全性及び安定性を維持し、スマート製造やビッグデータ分野の協力を強化する。中国は瀾滄江―メコン川協力共同発展特別借款を設け、各国の重要プロジェクトを支える。
(2)グリーン協力を推進し、水資源の合理的な開発・利用における各国の正当な権益を十分に尊重し、互いの懸念に配慮する。中国は各国と瀾滄江―メコン川全流域ガバナンスなどの協力を検討・実施し、エネルギーモデルの転換や生態系の保護などで協力を力強く推進することを望んでいる。
(3)安全保障ガバナンスを強化し、共通・総合・協調的・持続可能な安全保障を統合的に計画し、「平安瀾滄江―メコン川行動」を深く推進し、オンライン・ギャンブルや振り込め詐欺などの犯罪行為を力強く取り締まる。
(4)人的・文化的交流を深める。中国は瀾滄江―メコン川諸国青年企業家フォーラムの開催を支持し、各国とシンクタンクや地方など協力の新たな目玉を築くことを望んでいる。
各国は瀾滄江―メコン川協力の得た実り豊かな成果を高く評価し、瀾滄江―メコン川協力の推進に対する中国の突出した貢献に感謝したうえで、6ヶ国が共にチャンスを分かち合い、試練を迎え撃ち、瀾滄江―メコン川協力の将来の発展を計画し、瀾滄江―メコン川協力の深化及び着実化をさらに推し進め、瀾滄江―メコン川経済発展ベルトを構築し、瀾滄江―メコン川諸国運命共同体を築く必要性を指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年12月26日
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