墨脱の秘密を探る中国の動植物専門家

雪に覆われた西蔵自治区墨脱県の高山帯針葉樹林。枝には着生植物も確認できる（12月18日撮影・江飛波）。

墨脱県は西蔵（チベット）自治区南東部雅魯蔵布江（ヤルツァンポ川）の中流・下流に位置し、熱帯・亜熱帯・温帯・寒帯が共存する典型的な立体気候帯となっている。そのため、県内は野生動植物資源が極めて豊富だ。中国科学院動物研究所、浙江大学、西蔵大学、西南大学、深セン大学、西蔵自治区高原生物研究所などの研究機関と大学の専門家・学者がこのほど墨脱県に集まり、現地において生物多様性の基礎研究に焦点を絞った調査を展開している。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年12月28日