総合計算力インフラシステム、25年末までに大まかに完成へ

人民網日本語版 2024年01月04日14:07

国家発展・改革委員会や国家データ局などの当局はこのほど、「『東数西算』(東部地域のデータを西部地域で保存・計算すること)プロジェクトの実施深化、全国一体化計算力ネットワークの構築の加速の実施意見」を通達した。新華社が伝えた。

全国一体化計算力ネットワークは、情報ネットワーク技術を実行主体とし、全国範囲の各種計算力資源の高比率・大規模一体化管理運営を促進するデジタルインフラだ。意見の全体目標は、2025年末までに普遍的で使いやすく、グリーン・安全な総合計算力インフラシステムを大まかに完成させることだ。

重点活動には主に、汎用計算力、スマート計算力、スーパー計算力一体化展開、東部・中部・西部計算力一体化協同、計算力・データ・アルゴリズム一体化応用、計算力・グリーン電力一体化融合、計算力発展・安全保障一体化推進という5つの内容が含まれる。

同意見は、各種新設計算力の国家ハブノードへの集積をさらに推進し、国家ハブノードを国家計算力の先進拠点にする▽「ペア組み」の方法により西部国家ハブノードと東部・中部都市の地域を跨ぐ計算力資源調節メカニズムの構築を推進し、東部・西部間の大規模計算力調整の形成を推進する▽業界データと計算力の協同を深め、データの信頼できる流通を実現し、データ処理能力及びガバナンス水準を高める▽国家ハブノードで全ライフサイクル安全管理措置を講じることを含む一連の具体的な措置を打ち出した。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年1月4日

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