南京スーパー計算力センターが発足

人民網日本語版 2019年10月23日13:21

南京市で22日に開催された「CNTC 2019世界ネットワーク技術大会」にて、次世代インターネット国家プロジェクトセンターが建設する南京スーパー計算力センター(以下「同センター」)が発足した。同センターは業界のユーザーに即時の効率的な大規模計算サービスを提供する。科技日報が伝えた。

次世代インターネット国家プロジェクトセンターの劉東センター長は取材に対して、「人工知能(AI)にはアルゴリズム、ビッグデータ、計算力という3つの要素がある。アルゴリズムは各社が独自の秘訣を持っており、ビッグデータにも特定のソースがある一方で、計算力は多くの業界ユーザーのボトルネックになっている。応用シーンの多元化に伴い、ユーザーの計算力に対する需要がますます『潮汐化』の特徴を呈している。それは、短時間内に数倍の計算力によりスピーディに反応するということだ。例えば、各ECサイトによるセールスイベント、ネット上での切符購入などだ」と話した。

今回発足した同センターは、南京市江北新区に位置する。同センターはIPv6ネットワーク及び関連インフラにより、大量のデータ応用シーン向けの大規模異性並列計算プラットフォーム及び分散型保存プラットフォームと、スーパー計算力プラットフォームを基礎とする産業生態系を構築する。同センターは「スパコン+ビッグデータ+クラウドコンピューティング」などの技術を深く融合させることで、先進的な計算と各産業分野の需要の双方向融合及び応用の革新を実現し、技術研究開発と新業態サービスセンターを形成する。(編集YF)

「人民網日本語版」2019年10月23日

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