「天目1号」気象衛星群が段階的なネットワーク構築完了 4つの測位システムに対応
人民網日本語版 2024年01月17日14:07
中国航天科工航天系統公司が16日、「天目1号」気象衛星群太陽同期軌道業務サブ衛星群がほぼ完成し、数値天気予報システムと業界ユーザーに詳細な衛星気象観測データサービスを提供できると明らかにした。科技日報が伝えた。
「天目1号」気象衛星は同公司に所属する航天天目が開発のリード役を担当。高度520kmの太陽同期軌道を周回する。全23基の業務衛星が現在安定的に稼働している。1月5日に打ち上げられた最新の4基の衛星はすでに稼働開始し、その他の軌道上の衛星と太陽同期軌道業務サブ衛星群を構成している。
「天目1号」気象衛星群は中国初の北斗、GPS、GLONASS、ガリレオという4つの測位システムに対応する北斗・GNSS(汎地球測位航法衛星システム)商業リモートセンシング観測衛星群で、GNSSリフレクトメトリ、大気掩蔽、電離圏掩蔽の一体化観測を実現し、全天候・24時間の一体化観測を実施し、海面の風、海氷、土壌湿度及び大気の温度、湿度、圧力、電離圏電子密度プロファイルなどの環境要素をリアルタイムで取得することができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年1月17日
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