中国、宇宙貨物船「天舟7号」を打ち上げ

中国有人宇宙事業弁公室の情報によると、宇宙貨物船「天舟7号」を搭載したキャリアロケット「長征7号遥8」が北京時間17日午後10時27分、中国の文昌航天発射場から打ち上げられた。約10分後、「天舟7号」がロケットから切り離され予定の軌道に入ってから、貨物船のソーラーパネルが順調に展開され、打ち上げは無事成功した。「天舟7号」は今後、軌道を周回中の宇宙ステーションコンビネーションとドッキングすることになる。人民網が伝えた。

「天舟7号」は宇宙飛行士の軌道滞在中の消耗品、推進剤、応用実験（試験）装置などの物資を積載し、有人宇宙船「神舟17号」の乗組員に辰年の春節（旧正月、2024年は2月10日）の年越し用品を届ける。

今回のミッションは、中国の有人宇宙飛行事業が宇宙ステーション応用・発展の段階に入ってから4回目の打ち上げミッション、そしてプロジェクト立ち上げ・実施以降で31回目の打ち上げミッションであり、長征シリーズキャリアロケットの507回目の打ち上げでもある。（編集YF）

「人民網日本語版」2024年1月18日