【習主席の首脳外交】音楽を中米友好の架け橋に

人民網日本語版 2024年01月22日16:10

音楽は国境を越え、文化は橋を架ける。中国訪問の旅を終えて2ヶ月が過ぎた1月12日夜、フィラデルフィア管弦楽団は中国の春節(旧正月、2024年は2月10日)を前に、中国人指揮者の余隆氏を指揮者に迎えて、米国の聴衆のために東西融合の芸術の饗宴を催した。新華社が伝えた。

昨年、フィラデルフィア管弦楽団が訪中した際、習近平国家主席は、マティアス・タルノポルスキー総裁兼CEOからの手紙に対する返信の中で、フィラデルフィア管弦楽団が中米を含む世界各国の芸術家と共に、文明間の平等・相互参考・対話・包摂を堅持し、交流や協力を緊密化し、芸術の繁栄を促進して、中米間の人的・文化的交流と各国民間の友好に新たな章を綴り続けることを希望すると表明した。

「習主席が中米の芸術家に激励の意を表した後、両国の音楽家が再び同じ舞台で演奏し、東洋と西洋の古典的名作が響き合った。これは双方にとって交流と協力の新たな出発点となった」と、コンサートの指揮者を務めた中国愛楽楽団や上海交響楽団の総監督で、国際的に著名な指揮者の余隆氏は語った。

1973年9月、フィラデルフィア管弦楽団は米国のオーケストラとして新中国成立後初めて訪中し、中米間の文化交流における「アイスブレイカー」の一つとなった。2023年11月、フィラデルフィア管弦楽団は13回目の中国公演を果たし、半世紀にわたる中国国民との音楽による親善に新たな章を綴った。

「習主席の返信は、中米の全ての芸術家への激励だ」。余氏は、今回の中国の芸術家による米国公演を通じて、中国が両国の人的・文化的交流を重視していることを、米国の聴衆や芸術界により十分に感じてもらいたいと語った。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年1月22日

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