【習主席の首脳外交】中越関係発展の歴史における新たな一里塚

習近平中共中央総書記（国家主席）はベトナム共産党中央委員会のグエン・フー・チョン書記長、ヴォー・ヴァン・トゥオン国家主席の招待に応じて、12日から13日にかけて国賓として同国を訪問した。新華社が伝えた。

双方は中越両党・両国関係の新たな位置付けとして、包括的・戦略的協力パートナーシップの深化を基礎に、戦略的意義を持つ中越運命共同体を手を携えて構築することを宣言した。これは中越関係の発展の歴史における新たな一里塚だ。

2015年以降、習総書記とグエン・フー・チョン書記長は相互訪問を3回行い、祝日には書簡を交わし、電話会談など様々な方法で緊密な意見交換や意思疎通を続け、中越関係の健全で安定した発展のための舵取りをしてきた。

習総書記は今回のベトナム訪問において、グエン・フー・チョン書記長から最も盛大な礼遇と最も熱烈な歓迎を受けた。両氏は様々な行事に共に出席し、長時間にわたって踏み込んで意見を交わした。また、両氏はこれまでに調印された双方間協力文書の展示を見学した。これらの文書の協力分野は、「一帯一路」（the Belt and Road）共同建設、検査・検疫、開発協力、デジタル経済、グリーン発展、交通運輸、地方協力、防衛・法執行協力、海洋協力など30余りの分野に及ぶ。これは、近年の双方間の包括的・戦略的協力パートナーシップの目覚ましい発展の成果を示すものであり、中越運命共同体の構築のさらに洋々たる前途を示すものでもある。

また、習総書記はグエン・フー・チョン書記長と共に中越両国の青年や友好関係者の代表と会見し、彼らが「共に中越友好の継承者となる」「アジア太平洋振興の参加者となる」「人類進歩の開拓者となる」ことへの切なる期待を表明した。百年間なかった世界の大きな変化と、現代化の実現という共通の夢を前に、手を携えて厚い情誼を代々継承していくことを、中越両党・両国民は共に期待している。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年12月14日