【習主席の首脳外交】新たな出発点に立つ中国とニカラグアの関係

習近平国家主席は20日、ニカラグアのオルテガ大統領と電話で会談した。両国首脳は両国の戦略的パートナーシップの正式な構築を宣言した。新華社が伝えた。

2年前の国交回復により、中国とニカラグアの関係は全く新たなページを開いた。この2年間、双方は時機を逸してはならないという緊迫感をもって、両国関係の飛躍的発展を推進してきた。

この2年間、中国とニカラグアは互いの核心的利益や重大な懸念に関わる問題で揺るぎなく支持し合ってきた。中国は引き続き揺るぎなくニカラグアの国家の独立と民族の尊厳の維持を支持し、外国の干渉に反対してきた。ニカラグアは「一つの中国」原則を遵守し、中国の主権と領土的一体性の維持を公に繰り返し支持してきた。

この2年間、双方は実務協力を包括的に拡大し、積極的な進展を遂げてきた。ニカラグアは直ちに「一帯一路」（the Belt and Road）共同建設協力に参加し、グローバル発展イニシアティブの実行を全力で支持してきた。中国はすでにニカラグアにとって第2の貿易相手国、第2の輸入相手先となっている。

中国の陳曦駐ニカラグア大使は「両国の首脳が戦略的計画を立て、政治的リーダーシップを発揮する中、両国関係は質的飛躍を遂げた。これは両国及び両国民の共通利益にかない、両国の共同発展・繁栄に資するものだ」と指摘した。

新たな出発点に立ち、両国間の協力はさらに広く深い分野へと進み、国民間の相互理解と友情はさらに深まり、中国・中南米運命共同体の構築と世界の共同発展の促進にとって力強い原動力となっていくだろう。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年12月22日