中国のハイパースペクトル総合観測衛星が運用開始

人民網日本語版 2024年01月25日13:26

国家航天局は23日に北京市で、ハイパースペクトル総合観測衛星の運用開始式を開催した。同衛星はハイパースペクトル、広範囲、定量観測などの特徴を持ち、汚染ガス、内陸水域、陸の生態環境、変質鉱物、岩石タイプなどの要素の総合観測を実現でき、中国の生態環境、自然資源、気象などの業界の応用に質と信頼性が高いハイパースペクトルデータを提供できる。人民網が伝えた。

ハイパースペクトル総合観測衛星は、国家高分解能地球観測システム主要プロジェクトの重要な構成部分だ。同衛星は2023年11月に軌道テスト・総括・評価・審査をクリアした。衛星のコンディションが良好な上、各サブシステムの機能が正常で、性能的には開発・建設の全体要求が定める各種指標を達成し、運用開始の条件を満たしている。現在の衛星地上システムのデータ受信量は計245.2TB、1級製品データ生産量は8万5638件で、生産した応用テーマ製品は19種。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年1月25日

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