中国外交部が小澤征爾氏の死去に哀悼の意

日本の著名な指揮者、小澤征爾氏がこのほど88歳で亡くなったことについて、外交部（外務省）の毛寧報道官は19日の定例記者会見で、「小澤征爾さんの死去に哀悼の意を表する。両国の有識者や多くの人々が引き続き中日関係の発展に関心を持ち、これを支持することを望んでいる」と表明した。

毛報道官は「世界的に名声を博した巨匠である小澤さんは中国との関係が深く、中国国民によく知られていた。小澤さんは中国で生まれ、幼少期を過ごした。中日の人的・文化的交流に熱心で、中国公演を重ね、実際の行動によって中日友好事業に積極的な貢献を果たした」と指摘。

「私たちは小澤さんの死去に哀悼の意を表し、御遺族にお悔みを申し上げる。中国音楽家協会と在日中国大使館も、小澤さんの御家族に弔電を送り、弔意を表したと聞いている。私たちは両国の有識者や多くの人々が引き続き中日関係の発展に関心を持ち、これを支持し、世々代々の中日友好の楽章を共に奏でていくことを望んでいる」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年2月20日