中国に旅行に行く韓国人が激増! 前年同期比で9倍増

人民網日本語版 2024年02月26日14:21

世界の旅行業が急速に回復するにつれて、訪中外国人数も急増している。韓国の最新統計によると、今年1月に中国を訪問した韓国人観光客の数は前年同期比で9倍増と激増した。

韓国では中国旅行のニーズが最近、目に見えてV字回復している。韓国の最新統計によると、1月に中国を訪問した韓国人の数は前年同期比908%増の延べ14万人だった。両国の人員の往来に対応し、韓国の中国旅行の需要を満たすべく、韓国の各航空会社は現在、仁川と鄭州(河南省)を結ぶ路線や釜山-西安(陝西省)を結ぶ路線を含むこれまで休止となっていた路線の運航を続々と再開させている。大韓航空の仁川-張家界(湖南省)を結ぶ路線も新型コロナ感染症の影響で運航休止となっていたものの、4年ぶりに再開した。

湖南省張家界に「家族旅行」が韓国で人気に

韓国では、湖南省の張家界が特に人気となっている。韓国のある大手旅行社によると、今年に入り、張家界に向かう旅行商品を予約する旅客の66%を60歳以下の消費者が占めているという。親と一緒に旅行に行く40-50歳の消費者が急増しており、韓国において張家界に向かう旅行は、「シニア旅行」から「家族旅行」へと変化しているようだ。

韓国では、中国の自然の景色の美しい場所も人気となっている。今年に入り、都市観光やウェルネスツーリズムなどのニーズが高まり、上海市のほか、山東省の青島市や煙台市といった地域の人気が韓国において目に見えて高まっている。

韓国で海南省が新たなバカンス先に

韓国の各大手旅行社は現在、中国旅行の商品を積極的に打ち出している。海南省に入境する外国人への30日間査証(ビザ)免除措置の対象が最近拡大されたのを背景に、韓国では海南省に向かうパッケージツアーが特に注目を集めるようになっている。海南省には韓国から飛行機で4時間半ほどで行けるため、韓国では新たなバカンスの行き先となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年2月26日

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