農村振興をサポートする雪国の「ルビー」とは?

人民網日本語版 2024年03月13日16:19
農村振興をサポートする雪国の「ルビー」とは?
変葉海棠の苗木を選ぶ道孚県木茹郷古碉村の村民(3月10日にドローンによる撮影・瀋伯韓)。

四川省西部や甘粛省南東部、西蔵(チベット)自治区南東部などの高原に生育しているバラ科リンゴ属の変葉海棠(Malus bhutanica <W. W. Sm.> J. B. Phipps)は、地域の気候調整や防風、砂漠化防止といった面で一役買っている。変葉海棠は、鑑賞価値や生態的価値がある薬食両用植物で、その葉から茶葉を作ったり、果実でジュースを作ったりすることもできる。新華網が報じた。

近年、市場におけるニーズの高まりに伴い、四川省甘孜蔵(カンゼ・チベット)族自治州道孚県は変葉海棠を計画的に栽培し、産業チェーン上の企業の育成と成長をサポートし、県に属する6郷・鎮の2000世帯以上の増収を実現。現地の農村振興をサポートしている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年3月13日

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